事件や天変地異、妖怪ネタまで…江戸の庶民に親しまれた「読売」とは?その歴史をたどる【大河べらぼう】

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事件や天変地異、妖怪ネタまで…江戸の庶民に親しまれた「読売」とは?その歴史をたどる【大河べらぼう】

いつの時代も人々はニュースに興味関心を示し、様々な媒体を通じて最新情報の収集に余念がありません。

それは江戸時代の庶民たちも同じで、例えば辻々で売られた読売(よみうり)などを楽しみにしていたようです。

今回はそんな読売について、その歴史を紹介したいと思います。

「読売」名前の由来

読売とは時事ネタを取り扱った簡易な印刷物で、売り手が内容を読み上げながら売り歩いたことからその名がつきました。

または売った場所から「辻売り」、挿絵が目を引くことから「絵草紙(えぞうし)」などとも呼ばれています。

よく時代劇では「瓦版(かわらばん)」と呼ばれますが、これは幕末以降の呼び名。江戸時代中期以前は主に「読売」「絵草紙」などと呼ばれました。

読売の歴史は大坂の陣直後から?

時代劇では左のような辻売りを見かけるが、幕末より前は右のように編み笠で顔を隠している者が多かった。やはりご禁制のネタを扱うゆえか(画像:Wikipedia)

現在確認できる最古の読売として知られているのは『安部之合戦之図(あべのかっせんのず)」と『大坂卯年図(おおさかうどしのず)』。

これらは元和元年(1615年)に終結した大坂夏の陣について結果を報じたものとされています。

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