※このコラムは『御曹司に恋はムズすぎる』2話までのネタバレを含んでいます。
■「こんな初めて♡(説教)」から恋が芽生えたドM御曹司
初めての説教で恋が芽生えた、稀代のナルシストであり、超絶大企業の御曹司・天堂昴(永瀬廉)。そのお相手、花倉まどか(山下美月)にキスを拒否られたことから、「こんなの初めて♡(意訳)」という気持ちが芽生え、どうにかまどかを落として見返したいという気持ちが燃え上がってしまいます。
「この俺に落ちない女などいない! なぜなら俺だから!」という、ぶち上がった自己肯定感を元に、まどかの元を訪れ「おーい俺だ! 開けろー」と酔っ払って帰ってきた昭和の亭主のような呼びかけでアポなし訪問。
「今夜19時に店で待ってる」と、ミシュランの星付きレストランに誘い、まどかの心を財力でねじ伏せようとします。しかし、倹約家で地に足のついた真面目なまどかは「興味ありません」とどこ吹く風。
「この俺の誘いを断るの⁉︎ 絶対に落とす!」と、引かれると追いたくなる本能を昴はさらに焚きつけられるのです。
■バンドマンばりに服への方向性の違いで対立
子ども服の部署にまどかと共に配属された昴は不満たらたら。またもまどかとぶつかります。
「少子化の今、富裕層向けにブランドをやった方が夢がある。子どもにファッションは分からず、汚すだけ。服はおしゃれしてなんぼ」という昴と「服天の始まりは子ども服。着るだけが服の価値じゃない」というまどか。
服のファッション性を重視する昴と機能性を重視するまどかで、どちらの意見も間違っていないのですが、偏りすぎているばかりに対立をするのです。
しかしその帰り道、雨に困っている昴にまどかが傘を貸そうとすると、「そんな小さな傘では服が濡れる。この服にはクリエイターの思いが詰まってる。大事にしなきゃバチが当たる!」と、方向性は違えど、昴が持つ「服への愛やリスペクト」を感じ、昴を見直すのです。昴のために傘を置いてその場を後にします。