言葉や慣用句の歴史は古い。日常的に使っている表現も本来はまったく異なる意味であったり、思いもよらない語源が存在することもある。そんな言葉のルーツを紐解いてみたい。
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「覇気がない」の”覇”って何?知らずに使っていませんか?知っておきたい語源と精神【大人の教養】 語源はなんと”口噛み酒”!?なぜ公権力や旅館を切り盛りする女性を「おかみ」と呼ぶのか? 「立ち往生」とはみなさんはこの言葉をどのような場面で使用するだろうか?「車が渋滞に巻き込まれて立ち往生」とか「事故で電車が立ち往生」などと表現するのが一般的だろう。この表現は正しい。
立ち往生には【身動きの取れない状態】や【進退が極まる】といった意味がある。
しかし、元々の語源は異なっている。本来の意味は【立ったまま死ぬこと】なのだ。正直、読んで字の如くであり驚きはないのだが、問題はなぜ語源と違う意味で浸透しているのかという点である。