「立ち往生」本来の意味、知ってる? 語源は武蔵坊弁慶の壮絶な最期にあった (2/3ページ)
実はこの理由にはある歴史上の人物が関係している。
武蔵坊弁慶それが、かの有名な武蔵坊弁慶だ。
弁慶は平安時代末期の僧兵で、源義経の郎党として仕えたとされている人物。長い日本の歴史の中でも有名な人物の一人だが、存在を証明する歴史的資料は少なく、「吾妻鏡」や「平家物語」に名を確認できる程度。その生涯や功績は謎に包まれている。
真実のほどは定かでないが、時の権力者であった源頼朝に追い詰められた義経に付き従い、奥州・平泉の地で共に果てたとするのが定説となっている。
最後は自刃のためにお堂に籠もった義経を庇い、敵の弓矢を受けて立ったまま絶命したという。
弁慶の立ち往生
弁慶の死に様が余程衝撃的であったのか、はたまた後世の創作なのか、今となっては確認できないが、このエピソードがきっかけとなって本来の立ち往生の語源に新たな意味が加わったと考えられている。