NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第38回放送「地本問屋仲間事之始」では、喜多川歌麿(染谷将太)の妻・きよ(藤間爽子)が瘡毒(梅毒)に侵され、ついに命を落としてしまいました。
最愛の伴侶を喪った現実を受け入れられない歌麿が「まだ(きよの姿は日々変化しているから)生きている」と言い張り、ついには「こうすれば『一緒に逝ける』って」と彼女の遺体から膿(うみ)を吸おうとする狂気に、多くの視聴者が胸を痛めたことでしょう。
きよの遺体を連れ去られ、腐敗で黒ずんだ(きよが寝ていた場所の)畳に縋りついた歌麿は、ついには自分ときよを引き離した蔦重(横浜流星)に殴りかかります。
果たして二人の関係は、今後どうなってしまうのでしょうか。
今回はきよの命を奪った瘡毒(以下、梅毒)の歴史をたどってみたいと思います。