田久保真紀伊東市前市長は12月に開催される市長選に出馬する意向を固めたことが13日、分かった。
10月31日に開かれた伊東市議会臨時会で2度目の不信任決議案が可決され、田久保氏は同日市長を失職した。田久保氏は市長就任当初から学歴詐称が指摘されていた。
田久保氏失職に伴う市長選は12月7日告示、14日投開票となる。これまでに元市長の小野達也氏をはじめ、スポーツインストラクターの石島明美氏、前市議の杉本憲也氏、薬局チェーン顧問の黒坪則之氏、NPO法人代表の岩渕完二氏の5人が出馬会見を開いている。
ほかにも、兵庫県警に名誉毀損(きそん)容疑で9日に逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者も立候補の意向を示していた。連日、学歴詐称問題がニュースで報じられ、伊東市は一躍全国から注目される自治体となった。
田久保氏が当選した5月の市長選では、田久保氏と小野氏との一騎打ちで、約1700票差で田久保氏が競り勝った。来月の市長選では、再び田久保氏か小野氏か、それ以外の新人候補者かを決めることとなる。
1年で2回の市長選を行うことは伊東市の歴史で初めてという。困惑するのは伊東市民だ。5月の市長選では新市立図書館の建設が大きな争点となった。推進派の小野氏に対し、反対する田久保氏との争いは、田久保氏が勝利した。
しかし、田久保氏は学歴詐称問題をめぐり議会と対立。副市長、教育長も決まらず市政も滞る事態となった。だが、自ら市長の職は辞めることはなく、議会を解散するなどしたが、最終的に再選した市議たちに失職に追い込まれた。
田久保氏が再出馬の意向とのニュースにX(旧Twitter)では、「初めっから辞職、出直しで民意を問うていればよかったものを」「悪名は無名に勝る嫌な世の中だからなあ」「この図太さリーダー向いてるわ」とあきれ気味なコメントが目立つ。
また、「失職したら最低4年間は立候補できなくするべき」と選挙制度に言及する意見や、「もともとの学歴詐称は大した問題じゃない。見栄っ張りくらいは許す。頑張れ」と田久保氏にエールを送るコメントもあった。
混乱が続き選挙ばかりの伊東市。市民は新たな市長により、市政が安定して進んでいくことを切望しているだろう。
田久保前伊東市長が市長選に再出馬の意向 「この図太さリーダーに向いているわ」ネットはあきれ気味
2025.11.14 18:00
|
リアルライブ
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
人的資本開示、進んだはずが現場は「手作業」 上場企業の7割が直面する意外な壁
TREND NEWS CASTER
2
資材高と職人不足で揺れる住宅市場、地場工務店は生き残れるか
TREND NEWS CASTER
3
年間56万トンのアパレル廃棄と女性の副業ニーズをつなぐ、「Re:che」が挑む循環型ビジネスの持続性
TREND NEWS CASTER
4
猛暑でもファン付き作業服が使えない…「防爆エリア」の知られざる熱中症リスク
TREND NEWS CASTER
5
「西洋医学×漢方×手相」という異色アプローチ 標準治療では救いきれない患者と”科学的根拠”の境界線
TREND NEWS CASTER
6
「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算
TREND NEWS CASTER
7
なぜビル清掃予算は「30〜55%」も消えるのか?多重下請け構造の限界 ――多重構造の無駄を省いた「科学的清掃」の勝算
TREND NEWS CASTER
8
「受診者が最大3倍に」150円の自己負担でも断る人が皆無だった理由 ――がん検診の「心理的ハードル」を下げる環境整備
TREND NEWS CASTER
9
なぜ都市部で「園庭を知らない子ども」が増えているのか? 私立保育所の7割が園庭なしの危機と、幼児教育が向き合う「体験格差」
TREND NEWS CASTER
10
なぜ「AI PC」はビジネス価値に転換しきれていないのか? ――クラウドの課題を克服し、ローカル処理が迫る「業務基盤の再設計」
TREND NEWS CASTER