兵庫県在住の50代女性・erumoは高校生だった時、夜の帰り道で怖い目に遭った。
友人と銭湯に行ったあと、一人で歩いていたら誰かに転ばされてしまい......。
<erumoさんからのおたより>
高校1年生の春のことです。入学して新しい友達ができて、夜にその友達と銭湯に行きました。
2人でいろんな話をして盛り上がり、お風呂屋さんで楽しい時間を過ごし、遅くなってしまって、親に怒られるかも......。そんな帰り道でのことです。
その日は雨がパラパラ降っていました。
友達と別れ、傘をさして人通りの少ない道を一人で歩く私。すると、何者かが私を倒して、ビルとビルの間に引き込もうとしてきたのです。
あまりの怖さに声も出ずあまりの怖さに声が出ませんでした。
私はすぐに立ち上がって手を振り払い、猛ダッシュで走って逃げました。
ちょうど青になった横断歩道をかけ渡り、そこにあった電話ボックスの中で若いお兄さんが電話していたので、そのお兄さんに電話ボックスを叩いて助けを求めました。
携帯電話なんてなかったあの時代、恐らく彼女と電話していたその方は、電話の相手に『ちょっと一旦切るわ』と言って、嫌な顔せずすぐに電話を切って「家どこ?」と聞いてくれました。
私は服も汚れていたし、きっと青ざめた顔をしていたので、ただごとではないと察したのだと思います。
恐怖で声が出なかった私は家の方を指差しただけでしたが、その方は家までの道中、何も聞かず送ってくださいました。
家の前まで着いて震えた声で「ここで大丈夫」と言うと、優しい口調で「大丈夫?そしたら......」とだけ言って帰って行きました。
私は恐怖で動揺していたせいでお礼もちゃんと言えず、お名前も連絡先も聞けませんでした。