大阪市立美術館で、特別展「水滸伝」が開催されます。
大阪市立美術館開館90周年記念特別展として開催される本展では、歌川国芳の出世作「通俗水滸伝」シリーズ全74図を一挙公開。
中国四大奇書の一つ『水滸伝』は、英雄たちの反逆を描く、北宋時代の史実をもとに成立した小説です。12世紀、徽宗皇帝の治世を舞台に、腐敗した政権に不満を抱いた宋江率いる108人の豪傑が、梁山泊に集う物語です。
『水滸伝』は江戸時代の日本でも一大ブームとなり、曲亭馬琴や葛飾北斎、歌川国芳らの手によって、新たな物語や美術表現が展開していきました。現代でも、小説や漫画、映画、ドラマ、ゲームなど、多彩なメディアで広く親しまれています。
本展では、国芳による「通俗水滸伝」シリーズの展示とともに、『水滸伝』にまつわる中国および日本の美術と資料を紹介。あわせて、英雄たちの生き様や価値観がどのように描かれ、受け取られてきたのかをたどり、『水滸伝』が今なお人々を惹きつける理由を探ります。
また、巨匠・北方謙三の小説『水滸伝』シリーズを映像化したことで大きな話題となった、連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(WOWOWオンデマンド、Leminoにて配信中)の衣裳も、本展にて展示されます。
大阪市立美術館開館90周年記念特別展「水滸伝」は、2026年7月11日(土)~9月6日(日)の期間、大阪市立美術館で開催。
特別展「水滸伝」
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