「通勤電車の凄さを甘くみていました」――。
東京都在住の女性読者・Sさんが振り返るのは、ちょうど1か月前の出来事。
彼女は5歳の娘と遊びに行くため、朝の電車に乗ったのだが......。
<Sさんからのおたより>
つい1か月前の2026年5月。ある平日の木曜日、私は5歳の娘と初めて豊洲の「キッザニア東京」に行くことにしました。
初めてのキッザニアはとても楽しく過ごすことができましたが、到着までは大変でした。
通勤電車の凄さを甘くみていました。
でも電車で向かうしか方法がなかったのです。
混雑した電車のドア付近に立っていると...キッザニアの午前の部は7時半ごろから受付を開始しており、大混雑の為、なるべく早く行きたい気持ちがあったので、8時には豊洲駅につくように向かいました。
池袋で有楽町線に乗ろうとすると、ホームは人でびっしり。一本見送り、次の電車を待ちました。
その電車にはすんなり乗ることができたのですが、どんどん人が乗ってくる。
もちろん子供は吊り革に掴まれないため、出入り口近くの縦に伸びている金属の手すりに掴まらせたり、私に掴まらせたりしましたが、だんだんと子供が限界に......。
立っているのに疲れたし、人に押されてイヤイヤがでてきて、私は「がんばれ! もうすぐだよ!」と励ましていました。
有楽町線は各駅で止まる度に人が入ってくるような印象でした。
そうすると近いところにいた若い20代くらいの女性が、子供を守るように手でガードし、向かってくる人から守ってくれました。
何度もお礼を伝えて...もちろん母親の私もガードしていますが、片手ではガードしきれない部分を女性が助けてくれました。
無言でしたが、その右手が本当に嬉しくて、そのかたのお陰でひどい混雑を切り抜けることができました。
子供とラッシュの時間に乗るのが悪い、と思われてもしかたないと思いましたし、肩身の狭い思いをしていたので涙が出るほど嬉しく、何度もお礼を言いました。
女性は「いいえー」と控えめにされていました。