11月1日の「紅茶の日」を前に、一般社団法人ウェルネス総合研究所 紅茶ポリフェノールラボが主催するメディア向けセミナー『ウェルネスの最前線Ⅲ 〜紅茶ポリフェノール最新研究「ティーファースト習慣で叶えるインナービューティ」』が開催されました。
健康や美容に感度の高い女性たちの間で注目を集める「インナービューティ」をテーマに、食事の際「何を、いつ飲むか」に注目した「ティーファースト習慣」について最新の研究報告が行われ、身近な飲み物である紅茶がもたらす健康・美容効果について、2名の専門家が医学的・美容的観点から解説を行いました。
老化の根本原因「AGEs(糖化)」に挑む紅茶ポリフェノールの力
現代社会における生活習慣病や肥満、高血糖がからだの「糖化」を引き起こし、全身の臓器や肌の老化を急速に進めてしまう危険性について警鐘を鳴らしています。
ここで触れられている「AGEs(Advanced Glycation End Products=終末糖化産物)」とは、体内で余分な糖分がたんぱく質と結びついて作り出される「老化物質」のことです。
いわゆる体の「焦げ」とも例えられるこの糖化現象が進むと、肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維などが変性・劣化し、ゴワゴワとした弾力のない状態へと変化してしまいます。
その結果、シワやたるみ、くすみといった肌老化だけでなく、様々な臓器の機能低下や生活習慣病リスクの増大につながることが分かっています。
山岸教授の研究によると、紅茶に含まれる特有の高分子ポリフェノール(テアフラビンやテアルビジンなど)には強い抗糖化作用があることが判明しており、糖の消化吸収を緩やかにして食後血糖値の急上昇を抑えるほか、脂質の吸収も穏やかにする働きが期待できるといいます。