新しい働き方「社内起業」とは? ジャカルタで実践している日本人に話を聞いてきた

| バズプラス
新しい働き方「社内起業」とは? ジャカルタで実践している日本人に話を聞いてきた

会社を辞めずに起業するというと、まず「週末起業」(週末や平日夜に別のビジネスを自分で始めること)が頭に浮かぶかもしれませんが、いま、「社内起業(社内ベンチャー)という新しい働き方が注目を集めています。

会社を辞めてゼロから自己資本で事業を始めるというリスクを負うことなく、会社の人、モノ、金、ブランドを活用しながら、自分のやりたい仕事を手がけられるのが社内起業の一番の魅力。

・起業マインドを持って働く
小杉俊哉さんの『起業家のように企業で働く』(クロスメディア・パブリッシング)がベストセラーになるなど、会社で起業マインドを持って働くという考え方は、さらに支持されていきそうです。

・インドネシアで奮闘している日本人
とはいえ、「社内ベンチャー制度はうちの会社にはないし、社内起業なんて簡単にできるの?」という方も多いでしょう。そこで、社内起業を実践していて、しかもインドネシアで奮闘している日本人に、現地でインタビューしてきました。

・福利厚生代行サービス
インタビューに快く応じてくれたのは、2014年夏にインドネシアで福利厚生代行サービスの「ベネフィット・ワン インドネシアを社内起業したばかりの松草達人さん(30歳、写真右から2人目)。

・「自分がやります」と手を挙げた
日本の労働人口が減少していく見通しの中で、ベネフィット・ワンが手がける福利厚生代行サービスを事業として発展させていくには、海外進出が必要。会社でそんな話題が出たときに、「自分がやります」と手を挙げたのが松草さんでした。

「もともと起業したい気持ちがあり、起業関連のセミナーなどに通っていたところ、起業は会社を辞めなくてもできる、むしろ、会社のリソースを活用することで活動領域が広がることに気づいたんです」

・タイやベトナムよりも可能性がある
インドネシアを選んだのは、世界第4位の人口とその成長性から、サービスを展開するにあたってタイやベトナムよりも可能性があると考えたから。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー