ホークスファンの多い九州。しかし「打撃の神様」こと故川上哲治の出身地・熊本は比較的巨人ファンが多い。
熊本の野球の聖地といえば「藤崎台県営野球場」をおいてほかにない。1960年の竣工当時、国際試合開催規格を満たした数少ないスタジアムで、収容能力は2万4000人。
数々のドラマを演出した野球の殿堂だが、ここに来て移転話が浮上している。
2014年12月15日に開催された熊本市議会本会議の一般質問で、今月に就任したばかりの大西一史熊本市長が、小佐井賀瑞宜氏(自民)への答弁の中で、県市間のテーマとして議論をスタートさせる考えを明らかにした。16日の熊本日日新聞が報じている。
市長が選挙前の10月に公表した「熊本の未来を創る政策集 マニフェスト2014」には、
藤崎台県営野球場の移転を含めたあり方を検討するため、県・市連携で検討会議を設置します。【任期中実現】と書かれている。選挙公約を早速実行した形だが、となれば現行の藤崎台球場は取り壊しになる公算が高い。
藤崎台県営野球場のスコアボード(Sakuraikubukiさん撮影、Wikimedia Commonsより)
プロ野球12球団の本拠地ではないため公式戦の開催は年1回程度だが、記憶に残る試合の舞台となった。
●ホークスの摂津が先発で初勝利
2011年4月24日、中継ぎから先発に転向したホークスのエース・摂津正が千葉ロッテを相手に8回まで投げ抜き、見事先発初勝利を飾った。
●クロマティが死球を当てた投手を殴打
1987年唯一の公式戦は、6月11日に開催された巨人-中日戦。