カンボジアにあるアンコール遺跡の一つで、遺跡群を代表する寺院建築といえばアンコール・ワット。しかしながらアンコール遺跡群には実は全部で1800を超える遺跡があります。
全部巡ることなんて到底できませんが、その中でも非常に美しい彫刻があり、カンボジア・クメール美術の最高峰とも言われる寺院遺跡があります。それが今回ご紹介する、バンテアイ・スレイ遺跡。
アンコールワットより更に100年以上古く、967年に作られたと言われているこのヒンズー教の寺院は、壁一面に施された細かな彫刻は現在でも美しく残っていて、フランス人作家、アンドレ・マルローが盗み出そうとまでした、という云われも残るほどの美しいレリーフを見る事も出来ます。
独特の赤みがかった砂岩に施された彫刻は近くでみると非常に精巧で神秘的。1000年以上も前に創られたとは思えないほど保存状態がよく、数々の神話のレリーフの豪華絢爛な彫刻を鑑賞することができます。