「喪中」と「忌中」ってどんな違いがあるの?そもそも由来はなに?

| 心に残る家族葬
「喪中」と「忌中」ってどんな違いがあるの?そもそも由来はなに?

年末年始になると、たまに目にするのが、喪中のお知らせ。このごろは、facebookなどSNS上でお知らせやごあいさつをされる方も増えてきたようです。わたしも、この年末年始でいくつか読ませていただきました。読むうちにふと疑問がわきました。

■「喪中」って仏教が由来?

書いている方たちは、無宗教だったり、キリスト教だったり、まちまちでしたが、しかしみなさん「喪中」の文章を発信されていました。
はて、「喪中」は「宗教」とは関係ないものなのでしょうか?
わたしはすっかり「仏教」の一部だと思っていました。どうしてかというと、いまの日本の葬儀は特別に宗教を信仰していなければ、形式上は仏教のような形をとっていることが多いからです。なので、「喪中」もまた仏教からくるものだと思い込んでいました。本当のところはどうなのか、調べてみることにしました。

■まず「喪中」とは?

家族など親しく近しい人が亡くなったとき、その死を悼み、普段の行動をいろいろ慎んだりすることを「喪に服する」「服喪」と言います。これは一定期間行われますが、その期間中が「喪中」となります。これはわたしが認識している通りでした。
あとひとつ付け加えると、日本では、人が亡くなると「忌中」という期間もあります。「忌中」と「喪中」。そういえば、両方目にしたり、聞いたりしますが、その違いは知りませんでした。
実はそのふたつ、ぜんぜん意味合いが違って、おそらく出自もちがうようなのですが、亡くなってから一つの流れで進められていくようなのです。
亡くなった方との近しさでその長さは違うようなのですが、一般的に、父母の場合は亡くなってから49日間を「忌中」、その後1周忌までを「喪中」とするそうです。これは明治時代に出された法令がもとになっているようです。現代では、決まっているというわけではなく、一般的にはそうなっている、という感覚で行われているようです。

■「忌中」と「喪中の違いは?

さて、「忌中」と「喪中」のそれぞれの意味合いですが、「忌中」は「死は穢れ」ととらえ、その期間殺生せず、神社にも参拝には行かない、という期間です。この「死=穢れ」の考え方は、日本古来の宗教「神道」から来るものです。

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