幼稚園や保育園の入園準備が始まるこの季節。
家計相談をおこなう筆者のもとには、幼稚園・保育園から案内される子ども(園児)総合保険に加入した方がよいのか?と、その必要性についての問い合わせが多くあります。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が子どものための保険に加入する際の考え方についてお伝えいたします。
■保険の補償内容を確認
保険の加入を検討するときはまず、何のための保険なのか、補償内容をしっかりと理解することが大切です。
幼稚園などから案内される保険で多いのは、
1.子どもがケガ(一部病気)をしたときの補償
2.他人に損害を与えてしまったときの賠償補償
3.扶養者が事故で死亡したり、重度後遺障害を負った場合の育英費用補償
などがセットになっている子ども総合保険、傷害保険と呼ばれるもの(名称や補償内容は商品ごとに異なります。)
パンフレットなどを見て、何が補償されるのかを確認しましょう。
■本当に保険が必要か考える
子どものケガや病気の治療費は自治体によって差はありますが、乳幼児(小児・子ども)医療費助成制度によって自己負担が一定年齢まで無料という地域もあります。
まずは、お住まいの地域の助成制度を確認しましょう。
保険が必要という場合であっても、子ども総合保険や傷害保険の場合は、入院や通院の補償がケガや一部の病気に限定されていることが多いため、病気も補償される医療保険などを別途選択した方がよい可能性もあります。
そもそも、入院費などの雑費も含め、貯蓄があれば保険は不要だという考え方もできますので、公的保障とご家庭の貯蓄状況を踏まえて、本当にその保険が必要なのかを検討しましょう。
■すでに加入している保険と補償内容は?
例えば育英費用に関しては、すでにパパ、ママがしっかりと必要な生命保険に入っているのであれば必要ないかもしれません。
賠償補償についても、火災保険、自動車保険などに特約としてついている可能性があります。その場合は、家族全体がカバーされるものが多いので、お子さん用に保険を追加する必要はありません。
この機会に、すでに加入しているご家庭の保険をチェックすることが大切です。
いかがでしたか?
今回は、幼稚園などから案内される子ども総合保険の加入についての考え方をお伝えしました。 保険の必要性を考えるときは、その保険単体で考えるのではなく、公的保障、ご家庭の貯蓄状況やすでに加入している保険などを踏まえ、総合的に考えることが大切です。
この機会にご家庭のリスク管理について整理しておくといいですね。
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