日本のおへそとも言われる岐阜県美濃地方。そこで漉かれる「美濃和紙」は、じつに1300年もの歴史を持つ伝統工芸品だ。
その美濃の紙文化を受け継ぐ3社と、アーティストの高橋理子、デザイナーの萩原修がコラボして、美濃和紙の新しいあり方を追求するブランド『3120』(サンイチニイゼロ)が生まれた。
今日ご紹介するのは、その『3120』から生まれた商品で、透かし紙を使った「一筆箋と封筒」である。「透かし」は英語で、watermark。なので、この透かし紙を使った商品群は、The Watermark Collectionと呼ばれている。
まずは『一筆箋』である。開いて1枚の紙を光にかざすと、透かし模様が本当に美しく浮かび上がる。光にかざさなくても、濃い色のものの上に置くと、その色を透かして、模様がはっきりと見える。
驚くべきは、この紙とインクとの相性の良さである。
和紙というと、もっとざらざらしていて、インクを吸いすぎて書きにくい、にじむ、そんな印象があったが、この美濃和紙はその印象とは180度違っていた。
表面がつるつるに仕上がっていて、万年筆のペン先がよく走り、しかもインクが全くにじまない。万年筆派なら、この紙は一度使うと、病みつきになりそうだ。
ちなみに、ボールペン、シャープペン、筆ペンでも書いてみたが、この和紙は筆記具を選ばない。
“美濃和紙”のブランド『3120』の「一筆箋と封筒」 透かし模様が特長の「ウォーターマーク・コレクション
2015.03.30 16:27
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