この春、幼稚園や保育園へ入園して新生活がスタートしたママは多いことと思います。
初めてわが子と離れるママにとって、「お友達と仲良くやっていけるかな」、「病気や怪我などは大丈夫だろうか…」など心配事はたくさんあります。
中でも多いのが、今までママと食べていた昼食を、幼稚園や保育園できちんと1人で食べられるだろうか、といった食事についてのお悩み。
今回はママ歯科医師である筆者が、3歳頃の新生活における食事と集団生活で過ごす食事のメリットについてをお伝えします。
■3歳は「大人と同じ食事」のデビュー時期!
3歳になると幼稚園に入園する子も多く、子どもにとって世界が一気に広がる時期です。
実はお口の中もダイナミックに変化する年頃です。1番奥の第二乳臼歯が生えることで、乳歯がやっと生えそろうのです。すると、食べ物のすりつぶしができるようになります。
まだ噛む力が弱いので、いきなり大人のようには食べることはできません。でも時間をかけてよく噛めば肉や生野菜などの繊維のある食材や、固めの食材も食べられるようになります。
1番大切なのは、家族や同年齢くらいのお友達と一緒に食事をすることです。それにより、食事マナーなどの社会性が身についていくのです。そういった意味でも、保育園や幼稚園で食事の時間を過ごすことは子どもの成長にメリットとなるでしょう。
■ 手づかみ食べから「スプーン・お箸」を上手に使えるように
1歳を過ぎると手づかみ食べが盛んになります。これは”自分で食べたい”という子どもの意欲が出てきた証拠です。手づかみ食べを通して、やがてスプーンやお箸などの食事の道具を使えるようになっていきます。
手づかみ食べが上手になったら、スプーンにチャレンジしてみましょう。指は小指側から発達し始め、親指側へとシフトしていくため、いきなり大人のようには持つことができません。
子どもの発達は個人差が大きいので、周りがもうお箸を使っているから、と焦る必要はありません。子どもの発達に合わせて持ち方を教えてあげましょう。
● 1歳頃
手のひら握り・・・グーの状態でスプーンの柄を持ちます。