「子育てに失敗も成功もない」と言いますが、でも本当にそうでしょうか?
筆者は失敗、成功は存在すると思っています。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子育ての失敗についてお話ししたいと思います。
■「幸せを感じられない子」に育ててない?
子育ての失敗成功があるとしたら、子どもが幸せ感を感じる“感度のいいアンテナ”を持つ大人に育ったのか、そうではないかのどちらかだと思います。
妊娠中「五体満足で生まれてきてさえくれればいい、女の子でも男の子でもどちらでもいい」と考えていたあなた。
ところが、そう思ったのも束の間……
子どもが8ヶ月になったら「○○ちゃんの子は離乳食モリモリ食べるのに、うちの子はミルクしか飲んでくれない」
1歳になったら「○○ちゃんはもう歩いているのにうちの子はまだ」
2歳になったら「○○君はたくさん話すのにうちの子は単語だけ」
4歳になったら「お友達はひらがなが書けるのにうちの子は全く書けない」
ママの欲求は知らず知らずにエスカレートしていきます。
18年後……
「○○さんとこの子は一流大学に合格したけれどうちは浪人生活」
「○○さんとこの子は正社員だけどうちは派遣」
子どもがいつまでも結婚しないと「うちの子はまだシングル…」
結婚しても「○○さんのお宅は孫が3人もいるのにうちはまだ。死ぬまでに孫を抱きたい」とお嫁さんを脅迫します。
他人と比較する人生に終わりはないのです。ないものを見つけるのが得意で、手に入らないものだけを追い続ける人生では幸せは十分に感じられません。
こんな親に育てられたら、子どもには自己肯定感なんか付くはずがありません。
子ども自身にも「常に人より優れていなくてはならない」という価値観が沁みついてしまいます。自己肯定感が低く、何を手に入れても満足できず幸せを感じられない子になってしまうのです。