李雪主氏が「大人の女性」にイメチェン 歌手から北朝鮮の「国母」へ

| デイリーNKジャパン
李雪主氏が「大人の女性」にイメチェン 歌手から北朝鮮の「国母」へ

金正恩氏の夫人・李雪主(リ・ソルジュ)氏が、13日に開催されたサッカー競技を金正恩氏とともに観戦した。観戦の様子は、北朝鮮の公式メディアを通じて報道されたが、今年に入って初の公式活動ということもあって注目があつまった。


金正恩氏とロングヘアーになった李雪主夫人/2015年4月14日付労働新聞より

サッカー観戦に、深緑のスーツに身を包んで現れた李雪主氏だが、以前のショートカットよりかなり長くなった。胸元のネックレスは、「ティファニー」のキーネックレスと言われている。

普通に捉えれば、一人の女性のイメチェンに過ぎないが、国内外が注目する北朝鮮のファーストレディだけに何らかの「意図」があると筆者は見るが、以下にその根拠を述べてみたい。

まず、サッカー競技を観戦した4月13日という日時。故金日成氏の生誕記念日(4月15日)の2日前であり、北朝鮮としては祝賀ムードを絶頂期に高めたい時期だ。サッカー競技もさることながら、観戦する金正恩氏と李雪主氏への注目度も俄然高まる。

装いや振る舞いで、「何かをアピール」するには、ここしかないというタイミングだ。

次に、登場以来の彼女の装いをつぶさに見ていくと、その変遷にも明らかな「意図」が感じられる。

李雪主氏は、スタイリッシュなショートカットと色鮮やかなモダンな装いで、北朝鮮のファッションシーンをリードしてきた。

元歌手の李雪主氏は、それまでの北朝鮮ではありえなかった装いで、「若々しさ」と「フレッシュ」なイメージを打ち出して公式デビューを果たした。そして、2013年に、第二子を出産してから、そのイメージは徐々に変わっていく。

公式デビューから3年目となった今回、ロングヘアーでグッと落ち着いた大人のイメージを打ち出した。デビュー時、鮮やかなグリーン系だったが、今回は深緑でシックな装い。同系色で意図的に「違い」を出していると見るのは、あまりにも深読みしすぎか。

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