子どもが言うことを聞かないとき、ついつい脅し文句を口にしてしまいますよね。
でも、一見、子どもが言うことを聞いたように見えても、それは恐怖に怯えて従っているだけだったりします。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、良い脅しと良くない脅しについてお話ししたいと思います。
■恐怖感を植えつけるだけの脅し文句フレーズ6例
(1)「早く寝ないとお化けがくるよ!」
子どもがいつまでも寝てくれないとイライラしますよね。そんな時つい「早く寝ないとお化けが食べに来ちゃうよ」と言っていませんか? 一日の終わり、子どもは恐怖に震えて床に着きます。夢にきっと見ていると思います。「早く寝ようね」と言えば済むことですね。
(2)「赤ちゃん組に行ってもらうよ!」
保育園の2、3歳児クラス、子どもが言うことを聞かない時「赤ちゃん組に行ってもらうよ!」と言っている保育士がいます。これは決してよい躾け方とは言えませんね。
家庭でも下の赤ちゃんが出来てちょっと寂しくて不安定な上の子ども。ママに甘えたくて哺乳瓶を欲しがる赤ちゃん返りした子どもに対して「だったらオムツも着ける?」はいけません。子どもの気持ちを受け止めギュッと抱き締めて安心させたり、たまには哺乳瓶もOKしてあげましょうね。
(3)「お片付けしないと捨てちゃうからね」
オモチャをいつまでも散らかしていると「お片付けできないんだったら捨てちゃうからね」と言ってしまうことがあります。
出した物は元の指定席に戻すのが整理整頓の躾なので、「もとあった場所に戻そうね」とだけ言えば良いでしょう。
(4)「スイカの種を飲んだお腹がスイカになって死んじゃう」
“スイカの種を飲むと胃に入って芽が出てお腹にスイカがなって死ぬ“と言われた女の子。パパがスイカの種を出さないのを見て「死んでしまうのではないか」と恐怖に襲われました。「スイカの種を飲んだら消化が悪くお腹が痛くなる」と言えばいいのです。