【アニメキャラの魅力】真面目にコツコツと成長!不器用純情青年「竹本祐太」の魅力とは?『ハチミツとクローバー』

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(C)羽海野チカ / 集英社・ハチクロ製作委員会

 「人が恋におちる瞬間をはじめてみてしまった・・・」そんな印象的な言葉ではじまる物語が『ハチミツとクローバー』、通称『ハチクロ』です。限りある大学生活の中で、大切な「何か」を求めて悩みもがく登場人物たちと、もどかしいほども交差し迷走する恋愛模様に、たくさんの人が感動し、大人気の作品となりました。今回は、そんな『ハチクロ』の主人公「竹本くん」こと「竹本祐太」の魅力を紹介します。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■手先は器用、心は不器用な純情ボーイ!

 浜田山美術大学建築科在籍の竹本くんは、とにかく手先が器用です。お父さんを亡くし、看護師をしているお母さんを支えて小さい頃から家事をしていたことも影響しているのでしょう。緻密な計算が必要な細かい作業が大得意。ヒロインのはぐちゃん(花本はぐみ)にせがまれて、ロココ調のお人形の家具セットを作り上げたり、旅先で料理をした際にカブを菊の花の形に飾り切りしたりと、みんなが面倒臭がるような地道な作業をコツコツと続けることが大好きなのです。

 手先は器用でも、竹本くんの心はとても不器用です。意識の高い先輩や同級生たちを見て焦ったり、お母さんの再婚相手に感謝の気持ちを上手に伝えられず戸惑ったり、はぐちゃんに一目惚れしたのに自分で自分の恋心に気付くのに時間がかかったり、先輩の森田さん(森田忍)が恋敵だとわかって動揺し動けなくなってしまったり・・・。竹本くんはいつも立ち止まり、思い悩んでしまいます。

 しかし、それは竹本くんが本当に真面目な人であることの証。常に周囲の人を思いやって行動しようとするので、思いがけない状況に直面した時に、誤魔化したり断ったりすることができないのです。有能なのに、真面目さゆえに悩みこんでしまう竹本くんが大好き!という人も多いのではないでしょうか。もっとも、森田さんにはその真面目さにつけ込まれて、すっかりパシリ・・・いえ、弟分のように可愛がられていますが・・・。

■苦しみですら真面目に向き合う誠実さ

 「まあいいや、何となくやってみればなんとかなるだろう」なんて楽天的で曖昧なやり方は、竹本くんにはできません。

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