『努力が勝手に続いてしまう。—偏差値30からケンブリッジに受かった「ラクすぎる」努力術』(塚本亮著、ダイヤモンド社)の著者は、「偏差値30」の状態から、短期間で同志社大学、ケンブリッジ大学大学院に合格したという人物。
本書ではそんな驚異的な実績と最新の心理学に基づき、楽で効率的な「努力術」を説いているわけです。
きょうはChapter 1「『努力』という意識を捨てる」のなかから、時間の使い方について書かれた「『2920時間』の使い方をざっくり決める」を引き出してみます。
◼︎自由な時間は1年間で2920時間だけ!
人間に与えられている時間は平等で、1年間なら8760時間。睡眠時間を1日8時間とすると、活動に使えるのは5840時間。さらに学生や社会人なら、学校や仕事に半分の時間を使うため、残りは2920時間。
つまり、1年間のうちで自分のために使える時間は、最大でも全時間の3分の1程度しかないという計算。しかし逆に考えると、約2920時間は自分でコントロールして使える時間だということにもなります。
◼︎「自分に変えられること」をしよう
でも、もしそれでも足りないなら、なんらかの工夫をしてコントロールできる時間を増やさなければなりません。また、自分自身をコントロールすることも大切。
などと書いてしまうと難しそうに思えるかもしれませんが、自分をコントロールすることは、他人をコントロールするよりもずっと楽。
また、「自分で自分に素直になる」ということもコントロールのひとつだと著者はいいます。
著者自身も高校時代は「自分にはできることがなにもない」と思っていたものの、本を読むようになってから、さまざまなことを克服したそう。読書によって、自分をコントロールしたのです。
その結果として気づいたのは、どんな人にも「自分に変えられること」は必ずあるということ。
具体的には、自分にできないことがあったとしても、それを事実として受け止める。そして「できる人」に話を聞いて、受けたアドバイスをそのまま実行してみる。