だんだんと暑くなってきて、この時期に気になるのが食中毒ですね。日頃の食事はもちろん、特に気を付けたいのがお弁当保存です。この時期だけは、お弁当を控えるというママもいると思いますが、やっぱりちょっとしたお出かけなどで必要になることも。
そこで今日は、野菜ソムリエの筆者が、食中毒の原因や気を付けるべき大事なポイントを押さえて、しっかりと対策をお伝えします。
■気づかない間に食中毒の環境を作っている!?
お弁当の主な食中毒の原因になる菌は、一度は耳にしたことのあるのではないでしょうか?
・ブドウ球菌(おにぎり、盛り付け料理)
・腸炎ビブリオ(魚介類、野菜の一夜漬け)
・サルモネラ菌(肉、卵、畜産食品)
・カンピロバクター、病原性大腸菌(O-157)(肉など)
上記のように分類され、症状としては“吐き気・嘔吐・下痢・腹痛”などになります。厚生労働省の調査では、これから梅雨~夏季の時期は、細菌性食中毒の発生率が他の時期より倍以上になっていることも分かっています。体調が悪くなったり、小さなお子さんは命にかかわることもあるので、細心の注意が必要ですね。
■食中毒の原因となる細菌が発生する3つの条件
(1)36度前後の環境
ほとんどの細菌は、10~60℃で増殖し、36℃前後が最も細菌にとって快適な環境になります。お弁当をバックに入れ、ちょっと日の当たる場所に置いてしまったら、あっという間に細菌にとって快適な環境になります。
(2)水分の多い食べ物
細菌は、食品中の水分を利用して増殖。水分含量50%以下では発育しにくく、20%以下では発育できません。
前日に作ったお浸しや、加熱できない生野菜などは注意が必要です。
(3)調理器具類などの汚れや、食品の残り
きちんと洗ったつもりの調理器具などに汚れが残っていた場合、そこに菌が発生している場合もあります。特にお弁当のゴムパッキンの部分などは、要注意です。