腕時計、ブレスレット、メガネ、そしてついには指輪やシャツなど、身に付ける物がどんどんウェアラブルデバイスに変わっていく。
そして一気に飛躍しようとしているのが、ネイルチップ(付け爪)のウェアラブルデバイス化だ。両手が塞がっているときや、人知れずデジタルデバイスを操作したいとき、爪の表面を別の指で撫でればよい。
そんなネイルチップ型ウェアラブル『NailO』が、MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究者であるCindy Hsin-Liu Kao氏とArtem Dementyev氏らの研究グループによってに発表された。トラックパッドのように、『NailO』の表面をなでることで、離れたデジタルデバイスを操作できる。
■ ネイルチップに電子部品を搭載する
『NailO』はネイルチップに電視回路を埋め込んだ装置だ。カラーリングすれば、普通のネイルチップと区別が付かない程小さく薄い。
『NailO』を爪に装着すれば、空いている指で『NailO』の表面をトラックパッドの様に撫でて、スマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスを操作できる。
この小さく薄い物体に、センサーやマイクロコントローラー、Bluetoothチップ、そしてバッテリーなどが内蔵されているというから驚く。
公開された動画では、調理中で手が離せない時に、『NailO』を撫でてノートブックパソコンの画面をスクロールして見せている。デジタルデバイスであれば、スマートフォンやタブレットの他、GoogleGlassのようなメガネ型端末や、あるいはヘッドセット型端末を操作することにも応用できるだろう。