仕事のアテもなく、アラサーで仕事を辞めた愚かな私の話。
一晩かけて退職願を書きました。
辞めるなんてもったいないのかもしれない。いいや、この退屈な生活を変えなくちゃいけない。このレールにのった状態だと、望まない得体の知れないところに、連れて行かれてしまう。だから辞めなくちゃ!
未練なんてないのに、緊張しました。
明日これを出したら、いよいよ今のままではいられなくなる。仕事のアテはないけれど、留学すればなんとかなるだろう。なるんだろうか……?
もういやだ!
私は新卒で入社した会社を4年で退職しました。
仕事の意味すらわからないくせに、不平ばかりを口にして、嫌々働いていました。いえ、 嫌というよりも、退屈していました。意味がわからないのだから、好きも嫌いもありません。
上司は親切でしたが、仕事を任せてくれることはありませんでした。当時の私の仕事は、コピーとお茶くみ、たまに伝票整理。
今思えば、そんな社員をよくぞ置いてくれました! という、なんともありがたい会社だったわけですが、やはり何のために出勤しているのかわからなくなってきます。