妄想グラビア・奥の女性にカクテルを 第29回「映画とウィスキーが似合う美女」

| タブロイド
妄想グラビア・奥の女性にカクテルを 第29回「映画とウィスキーが似合う美女」

 夏の匂いがする、夕暮れ時の神保町にて。気がつくと見知らぬバーに引き寄せられていた......。

夜の帳が下りるには、まだ少しだけ早い。店内には、なにかを書き留めている女性がひとり。彼女を横目にみながら、二席空けてカウンターに腰を下ろす。


―――マスター。ドライなマティーニを一杯
「かしこまりました」

「うーん、疲れたー」
―――失礼。物書きの方ですか?

「映画の脚本を書いてて。ちょうど、一段落ついたところです」
―――それはご自身の作品を?


「はい。監督・脚本を担当しているんです」
―――それはすごい。

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