俳優・渡辺徹(54)の妻で、現在は主婦タレントとして活動中の元アイドル・榊原郁恵(56)。1987年の結婚から今年で28年目を迎える熟年夫婦に今、離婚の危機が浮上していると、5月28日発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。同誌によれば、そのきっかけは渡辺の母・美江子さんの死だという。
2015年5月17日、渡辺の母・美江子さん(享年75)が肺炎のため入院先の病院で亡くなった。榊原は美江子さんのことを結婚当初から慕っており、23日に営まれた通夜では気丈に振る舞う渡辺の隣で泣いていたそうだ。
「榊原は渡辺と結婚後、仕事をセーブして料理や掃除、洗濯さらに家計のやりくりもしっかり行っていたといいます。20代前半で父親を亡くした榊原は渡辺の両親を大事にしており、毎月欠かさず30万円を仕送り。美江子さんにとっても『自慢の嫁』だったとか。また、デビュー当時は72kgだった体重が結婚時120kgにも達していた渡辺は、91年に30歳という若さで急性糖尿病を患い、緊急入院。そんな時も榊原は、美江子さんと協力しながら健康管理を徹底し、夫の体重や血糖値を改善するなど、良き妻として努めていたそうです」(芸能ライター)
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「勝手にひとりで死になさい」
しかし93年、渡辺と不倫関係にあったという女性が『女性セブン』で告発。“おしどり夫婦”の印象が強かった渡辺・榊原夫妻に亀裂が生じた。報道の翌日には渡辺が会見を開くも、支離滅裂な言い訳に終始。同誌によればこのとき美江子さんは、涙を流しながら「どうか息子を見捨てないでほしい」と、榊原に謝罪。義母の思いが榊原の心に届き、離婚を踏みとどまったのだという。
「ところが04年、渡辺は仕事で訪れた大阪のホテルで女性と密会し、再び騒動に。その後、何度目かの浮気が発覚した際には渡辺の口から『体重やら何やら管理されてストレスが溜まった』と“逆ギレ”され、ついに榊原は『勝手にひとりで死になさい』と愛想を尽かしてしまったとか。この時期は渡辺も荒れていたのか、連日銀座の高級クラブで豪遊する様子も目撃されていたようです。それでも榊原は、長年リウマチに苦しむ美江子さんの面倒を見るために、渡辺を捨てずにお義母さんの面倒を見てきました」(前出のライター)
女性関係や健康面で榊原に苦労を掛けてきた渡辺だが、近年では12年4月にも「持病の糖尿病と過労」により、出演予定だった舞台を降板。2か月後の退院報告会見では、虚血性心疾患で心筋梗塞の状態だったとして、6時間にもおよぶ手術を受けたと告白。あるインタビューでは「この命は、あの妻だから助かったのかなっていう気が、本当にするんです」と、榊原への感謝の言葉を語っていたこともあった。
夫婦の関係を繋いでいた美江子さんが亡くなった今、榊原は知人に「これを機に、夫との関係も結論を出さなきゃね…」と話しているという。報道が事実だとすれば、果たして渡辺・榊原夫妻はどのような決断を出すのだろうか?
(文・恩田サチコ)