『歯医者が病気をつくる』(篠原裕之著、あさ出版)の著者は、スポーツ選手や経営者などからも高く評価されているという現役の歯科医。
しかしそんな立場から、「私に言わせれば、日本の歯科治療の9割は、正しく行われていない」と断言しています。
そして歯科医師の間違った治療が、様々な病気やからだの不調を引き起こすケースもあるのだとか。
だとすれば、適切な歯科医師選びはもちろん、それ以前に日ごろのケアにもより気を配りたいもの。そこで本書のなかから、基本中の基本である歯磨きのポイントをご紹介します。
■ポイントは“エナメル質”
健康な歯と口を維持するためには、毎日のケアが大切。そして、その中心となるのが歯磨きです。ところがほとんどの人が、間違った歯磨きをしていると著者。
ゴシゴシと磨いて汚れを落とすことが大切なのではなく、丈夫な歯を保つためには、表面のエナメル質を守ることがポイント。そして、歯磨きの7つのポイントは次のとおりだそうです。
■歯磨きの7つのポイント
(1)硬くない&ヘッドが小さめの歯ブラシを選ぶ(小児用でもOK)
(2)自分に合った歯磨き粉を選ぶ
(3)起床後(朝食前)にも磨く(寝ている間に細菌が増えるため)
(4)毎食後磨く。ただし、食事直後より10分待つこと(唾液の力を借りる)
(5)うがいは、唇をしっかり閉じて「ブクブク」と(唇や頬の筋肉を鍛える)
(6)歯間ブラシ、糸ようじは、できれば毎食後、難しければ寝る前に
(7)週に1度は舌磨きを。舌磨き用のブラシ(または柔らかな歯ブラシ)やガーゼを使い、できるだけ奥から前(先端)に向かってやさしくこする
■歯磨き粉は2種類使う
次に、歯磨剤(以下、歯磨き粉)について。著者は「研磨剤が入っていないもの」と「研磨剤が入っているもの」、2種類の歯磨き粉の併用を勧めています。
普段使いには、なるべく天然素材の「研磨剤が入っていないもの」を。