日経産業地域研究所が、全国の20~35歳の未婚男女1030名に「モテを意識することはあるか」を調査したところ、20代全体では「まあ少ない」と「少ない」の合計が6割程度。
若者の過半数が「異性にモテなくても平気」と考えていることが明らかになりました。
同調査では、モテを意識しない理由として、男女ともに「異性の目より自分の気持ちが大事だから」が最も多く、「他人からどう見られるかについて関心が薄い」「異性のことより関心の強いことがある」などの回答も目立ちました。
女性の場合は、「異性の目より同性の友人の目が気になる」も多く、男女とも心の中で異性の存在感が薄れている人が増えている様子。この調査からも若者の恋愛離れが浮き彫りになる結果となりました。
いくら趣味や娯楽が増えたからといっても、人間の生理は昔と比べてほとんど変わっていません。だとすれば、なぜ若者は異性を意識しなくなったのでしょうか。
■脱モテ男の本音「本当はモテたいけどメンタルが弱いだけ」彼女いない歴=年齢のSさん(男性/21歳)は、モテ意識の低下について「メンタルの弱さ」を指摘しています。
「自分は中高男子校だったので、女性とのコミュニケーションが苦手です。大学3年になった今でもそのコンプレックスを引きずっていて、未だに彼女ができたことはありません。大学に入学した頃は人並みにおしゃれも頑張っていましたが、合コンや飲み会に行ってもうまくノリについていけなくて。結局、共通の趣味をもった仲間(男)同士で群れるようになりました」
Sさんの趣味は演劇。周りの友人も「非モテ&恋愛欲求低め」で、趣味一筋に生きている人が多いとのこと。
「そりゃモテたいですよ。大学で一緒に授業を受けているカップルとかみるとうらやましくなりますし。でも下手に女性にアプローチをして振られたときのメンタルを考えると、腰が重くなりますね」
本音はモテたいけれど、恋愛をすることで傷つくことのリスクばかりが頭に浮かんで行動できない。同じ境遇におかれた仲間同士が傷をなめ合い、趣味や仕事でコンプレックスから目を背けている。