英国でバッテリーR&D事業を手掛ける『FARADION』がナトリウムイオン電池を搭載した世界初の電動自転車を開発したと発表した。
同社はこれまでのリチウムイオン電池に比べてコストを大幅に抑えたナトリウムイオン電池を開発。
この電動自転車はその技術力を実証するためのもので、ウイリアムズF1の関連会社である、ウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング社で実証テストを行っている。
■ 性能はリチウムイオン電池と同等
『FARADION』のナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池と同等の性能を持ち、1kWhあたりのコストを約30%引き下げることが可能なほか、環境面や安全性の観点で有利としている。
電動自転車用のバッテリーパックはウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング社によって設計・製造され、同社のバッテリー管理システムによって制御されている。
電池は4つのモジュールで構成されており、1モジュールに12枚の『FARADION』セルが収められている。
ウィリアムズ社はフォーミュラE用の電気エネルギー貯蔵に関する設計・製造で実績を持っており、実証中の試作電池は開発費の低減と製造工程短縮のために必要以上に大きなサイズとなっているが、最適化すれば一般的なリチウムイオン電池並みのサイズになると言う。