どんな親でも子どもを愛していて子どもの幸せを願っているものですが、結果としていわゆる“毒親”とその子ども、という親子関係に陥ってしまう場合があることも事実。
日本には、“血を分けた親子”“おなかを痛めた子”などの言い方があるように、親子の絆を重視する風潮があり「親子だから分かり合えて当然」と錯覚してしまうのが一因なのかもしれません。
そこで今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』の著者で、日本と欧米の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、毒親化しないために知っておきたい3つの思考法についてお話します。
■血が繋がった親子兄弟でも人格は全く別!
子どもは、父親と母親の遺伝子を持って生まれてきます。でも、その組み合わせは何通りもあり、まったくおなじ遺伝子の組み合わせの子どもはできるはずがありません。
兄弟がいればよくわかると思いますが、同じ親から生まれても性格や気質や能力は、まったく違いますよね。いくら共通の遺伝子をたくさん持っていても、親とも兄弟ともまったく別人格なのです。
■時には「絆」が邪魔することも…
地球上に何十億という人間がいる中で、親子として生まれてきたことは、本当にすごいことですよね。もし、お互いに理解し合え、愛情を感じることができる親子ならば、こんな素晴らしいことはありません!
でも、先に述べたように、“親子と言えどもまったく別人格”なのです。似たような嗜好や気質や体質を持っているだろうというだけのことです。他人でも、そういう人はいっぱいいるでしょう。
親子という関係に惑わされて、理解できるはず、理解しなければならないと思っていませんか?
親子なら他人より理解しあえるという根拠はありません。考え方は人それぞれ違うのですから、お互いに分かり合えないとしても不思議ではないのです。
■「毒親連鎖」を断ち切る考え方3つ
(1)「親子だから分かり合えて当然」というのは幻想!
世の中に何の問題もない家族なんてひとつもありません。親子でも、いつもいい関係でいられるはずはなく、むしろうまくいかないのが当たり前。