なぜかよく分からないけど、昔からよく見る夢ってありますよね。無意識に見る夢は、本来の自分が現れやすいと言われることから、日本では“夢占い”が知られています。
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、占いよりも一歩踏み込んで、心身の状態を知る手段として用いられてきたことをご存知でしょうか。
今日は、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、よく見る夢と体調不良の関連性についてお話します。
■アーユルヴェーダでの「夢」の考え方
アーユルヴェーダでは、この世界は地・水・火・風・空という5大元素で成り立っていると考えられています。これと同じように、人間の身体も“ヴァータ(風・空)”“ピッタ(火・水)”“カパ(水・地)”の3つの性質により、生きるための身体の機能がつくりだされていると考えます。
基本的に私たちの身体にはこの3つの要素が全て揃っているのですが、人によってそのバランスが異なります。そのため、3つのうちのどの要素が多いかによって体質が人によって異なるのです。
実はこの体質によって見る夢も異なると言われています。「なんだか体調が優れないけど、どこが悪いかわからない」という方は、夢から不調の原因を知ることもできるのです。
それでは、さっそくよく見る夢のタイプ別に現在の心身の状態を探っていきましょう。
■夢のタイプ別!体調不良の原因と対策
(1)「追われる、怖い思いをする、風が強い、走りまわる夢」・・・ヴァータタイプ(風・空)
ヴァータの主な特徴は、乾燥と冷え。この気質が高まると、病気にかかりやすくなったり、精神的に不安定になりがちに。人が自分のことをどう思っているのか無性に気になり、常に妄想が頭をかけまわってしまいます。
恐怖を感じるような夢をよく見る方は、育児や仕事に追われていませんか? 自覚していなくても、心身ともに疲れているはずです。
まず規則正しい生活を心掛けましょう。すぐに改善できなくても、食事の時間や寝る時間を意識してするだけでもだいぶ違いますよ。食事は冷たいものは避け、温かいものを摂りましょう。中でも、甘みのあるお野菜を食べると良いでしょう。