子どもって苦手な食べ物が多いですよね。せっかく時間をかけて煮物や焼き魚などを作っても、顔を背けられてしまうこともしばしば。
でも、いつまでも好きなものばかりを食べさせていると、苦手な食べ物が減らないどころか、味オンチや偏食になってしまうかもしれませんよ。
そこで、今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者、立石美津子が子どもにも大人と同じものを食べさせたほうが良い理由についてお話しします。
■味覚は受け継がれていく!?
子どもが好き嫌いをしてなかなか食事をとらないと、栄養面で心配になりますよね。そこで、なんとか食べられる、スパゲティやオムライス、カレーライス……といった、お子様ランチの定番メニューを、子どものためだけに作っていませんか?
でも、これを続けていては子どもの味覚が育ちません。極端な場合、“お袋の味”が、全てケチャップやソース味になってしまいます。
多くの人は、子どもの頃に食べていたものが、大人になっても好きな食べ物だったりします。つまり、ママが大人になってもウィンナーばかり食べていたり、パパが何にでもマヨネーズをかけていると、子どもにとってもそれが当たり前になり、偏食や味覚オンチになってしまうのです!
もし、お子様向けメニューを別に作っているのなら、その労力を子どもの味覚の発達を意識した献立作りにかけ、“味覚の負の連鎖”を断ち切りましょう。
■「子ども用の食べ物」という思い込みを捨てる
ふりかけがかかっていない白いご飯や、ケチャップのついていないお肉が食べられない子って結構多いですよね。そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、実はこの嗜好って生まれつきのものではありません。
親が勝手に「子どもは味がないと食べられない」と思い込み、ふりかけやケチャップをいつもかけているうちに、それが子どもの当たり前になってしまったのです。
また、カレーやハンバーグは子ども用、煮物や焼き魚は大人用と思い込んで、子どもに与えないのも問題です。小学生になったからといって、ある日突然与えても、食べられないのは当然です。大人と同じ食べ物を食べるためには、ある程度の経験が必要なのです。