睡眠不足の子どもが年々増えているそうです。アメリカ国立睡眠財団の報告によると、1~2歳児に必要な睡眠時間は11~14時間、3~5歳児では10~13時間とされています。
みなさんのお子さんはこれだけの睡眠を毎日とれていますか?
「寝る子は育つ」と昔から言われるとおり、睡眠は子どもの成長にとって欠かせない要素です。睡眠不足の状態が続くと、体にさまざまな悪影響を及ぼすことになります。
そこで今日は、“子どもの睡眠不足が招く健康への影響”についてお伝えします。
■「睡眠不足」は肥満に繋がる!
子どもの睡眠不足が招く、体への悪影響の一つが“肥満”です。子どもの成長に大切な成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。この成長ホルモンは実は夜間の脂肪分解にも重要な役割を果たしています。なので、睡眠時間が短いと夜間の脂肪分解ができず、“肥満になりやすく”なってしまうのです。
また、自律神経の働きも関わっていると言われています。
睡眠中は副交感神経のほうが活発になりますが、睡眠不足になると交感神経の活動が強くなります。すると、血圧や心拍が上がりやすくなります。また、血糖を下げるインスリンの働きが悪くなるため、血糖値も上がりやすくなります。
そうなると、肥満はもちろん、高血圧や糖尿病のリスクまで高まってしまう、というわけです。
■男の子の方が睡眠不足になる傾向!?
子どもの睡眠不足の原因のひとつとされているのが、“テレビの視聴”です。
米国のハーバード公衆衛生大学院とマサチューセッツ総合子供病院が生後6ヵ月から8歳の子どもを対象に行った調査によると、テレビ視聴時間が増えると睡眠時間が短くなる傾向が見られたそうです。特に、この傾向は男の子で強かったそうです。
また、子どもの寝室にテレビがあると、睡眠時間は短くなりがちだということも分かりました。テレビは子育てにおいてとても便利です。テレビをまったく見せない生活というのは、人によっては不可能かもしれません。
筆者の友人で2歳までは一切テレビを観せなかったというママもいましたが、筆者はよくテレビで子守りをさせていました。