『狼と香辛料』は、行商人「ロレンス」と狼の化身「ホロ」の出会いから始まる、二人の旅を描いた物語です。旅は、「ロレンス」の行商の活動を中心に描かれており、ヨーロッパ中世の経済が物語の軸となるなど、これまでのファンタジー小説とは一線を画する内容となっています。そんな『狼と香辛料』のヒロインである「ホロ」も、その可憐な容姿から想像もできない、一筋縄ではいかないヒロインです。今回は、そんな「ホロ」の魅力についてご紹介したいと思います。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■見た目は可憐な少女、実際は・・・?
ホロは、見た目は十代の少女で、普段は身分を誤魔化すために修道女の衣装を着ています。どの町を訪れてもその可憐な容姿に男達はデレデレ。しかも、ホロも調子にのってか弱い少女の振りをするので、男達はますますホロに夢中になります。ホロはそこを突いて情報を得たり値切ったりと、小悪魔な本性を表したりも・・・。
実際は、修道女の衣装の下には、狼の耳としっぽが隠れており、必要とあらば本来の巨大な狼の姿に戻り、人間達を蹴散らします。普段の化身である少女の姿とあまりに違う正体に、あらかじめ聞かされていた「ロレンス」ですら、怯えて身動きが取れなくなるほどでした。
■普段はロレンスをからかって遊ぶホロ
数百年生きてきたホロは、「賢狼ホロ」と呼ばれ、その思考は老獪そのもの。ロレンスがうっかり騙されそうになっても、ホロがその老獪な知恵から窮地を救う事がなんどもありました。
しかもその老獪さは、ロレンスをからかう事にも及びます。ホロは、自分のことを「わっち」、ロレンスのことを「ぬし」と呼び、「・・・ありんす」などの廓詞を使い、退屈な旅の道中で、女性の扱いがやや苦手なロレンスをからかって遊んでいます。時々ロレンスも反撃に出ますが、そこは数百年生きた「賢狼ホロ」。あっさりとその反撃をかわすと、逆にわざと甘えてロレンスを狼狽させるなど、手玉にとります。
しかし、実際はロレンスにベタ惚れのホロは、彼が女性に関わるととたんに不機嫌になり、露骨に態度に表すのです。
【アニメキャラの魅力】可憐な少女の姿からは想像もできない!?賢狼「ホロ」の魅力とは?『狼と香辛料』
2015.06.30 07:30
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