平均出産年齢が年々上がり続けている現代。女性も男性と同じように働く社会になったことで、30歳を過ぎてから出産することが当たり前になってきました。平成23年には、第1子出産時の平均年齢が30.1歳となり、高齢出産とされる35歳以降に初産を迎える方も少なくありません。
しかし、これから子作りを考えている方、何年も頑張っている方、2人目がほしい方、30代後半での妊娠・出産は様々な面で心配ですよね。
そこで今日は、ヨガインストラクターでアーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、アーユルヴェーダの観点から、30代での妊娠・出産に向けて改善したい生活習慣についてお話します。
■アーユルヴェーダにおける「年齢と身体」
アーユルヴェーダでは人間は30~34歳くらいまで成長が続き、それ以降は徐々に衰えていくと考えられています。この衰え始める時期から、私たちの身体は“ヴァータ(風・空)”の要素に多くの影響を受けます。ヴァータとは、アーユルヴェーダにおける性質の一つです。
アーユルヴェーダでは、この世界は地・水・火・風・空という5大元素で成り立っていると考えられています。これと同じように、人間の身体も“ヴァータ(風・空)”“ピッタ(火・水)”“カパ(水・地)”の3つの性質により骨・筋肉・内臓を構成したり、生きるための大切な生理的機能つくりだしているのです。
中でも、ヴァータには安定することや組織を強めることが難しくなる特徴があります。つまり、ヴァータが優勢になる30代になると、身体のあらゆる機能が衰え始めるのです。女性の場合は生理不順になったり、痩せたり、肌の輝きがなくなったりするのです。
■「ヴァータ」を乱さないための生活とは?
これは、子作りにおいても同じことが言えます。子宮内の組織が弱まっていくことでなかなか着床しなかったり、順調に成長できず流れてしまったりということも起こりやすくなるのです。
30代になると、どうしてもヴァータ優勢の身体になってしまうのですが、食生活やライフスタイルを見直すことで安定した身体を作ることができ、子宮の状態を保てる可能性が広がります。