都市を移動する次世代モビリティとしては、1人乗りの小型EV(電気自動車)なども最近注目されているが、ここで紹介する『GinzVelo』は電動アシスト3輪自転車。電気モーターだけでなく、人力も使って移動するという新発想の乗り物なのだ。
■ 人力をアシストして走る
開発したのは、アメリカ・ヴァージニア州でスタートアップ企業を起業したPeter Ginzburg(ピーター・ギンズベルグ)氏。『GinzVelo』というモデル名は、自分の名前から取ったようだ。
子供の頃から新しいタイプのモビリティを作りたいと考えていたGinzburg氏が、革新的だと自負するのが、前2輪、後1輪の3輪車。車輪自体の構成は、その昔あったオート3輪車と同じだ。
しかし、違うのは動力。こちらは、前2輪に付いたペダルを使い人力で移動する。また、500Wブラッシュレスモーターや48Vバッテリーも装備しており、人力をアシストして快適で軽快な走りを実現する、というものだ。
■ 電力だけでもクルマと同等に走る
ボディには、ファイバーグラスなどを多用し、重量は85ポンド(約38kg)と超軽量だ。外観デザインは、開発者が主張する“スペースシップ的”というより、どちらかと言えばタマゴ!? まぁ、その辺りは主観の問題もあるが、とにかく空力はよさそう。前輪もフルカバードされているし。
軽さと空力特性のよさのおかげか、ペダルを漕がず電動モーターだけでも、20MPH(約32km/h)のスピードを実現。しかも、1回の充電で航続距離は75~100マイル(約120~160km)というから、走れる距離もなかなかだ。
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