「練習したくない~」
「もうイヤだ! ピアノやめる!」
子供がまだ小さいと想像できないかもしれませんが、子供自身が「やりたい!」と言ってはじめた習い事なのにいともあっさりと「やめたい」と言い出し、親としてどう対応すべきか困っているという話は多く見聞きしますよね。
親は、なんとか子供を思いとどまらせようと苦心するものですが、子供の本当の問題は“習い事をやめるかどうか”ではないのかもしれませんよ?
今回は、子育てコーチングの専門家である菅原裕子さんの著書『子育てが変わる親の心得37』を参考に、子供が「習い事をやめたい」と言ったときに親がするべき、たった一つのことをご紹介します。
■アナタは大丈夫?子どもの「やめたい」に対するNGフレーズ
突然ですが、ここで問題です。子供が「習い事をやめたい」と言い出した時、理想的な親の反応は次のうちのどれでしょうか?
(1)「何言ってるの! あなたがやりたいといったんじゃないの!」と、責める
(2)「えっ、どうしたの? 何かあったの?」と、尋問する
(3)「また~。そんな簡単にやめるなんて、ダメよ」と、たしなめる
(4)「そんなこと言わないで! ねっ、頑張ろう」と、励ます
実は……上記はどれもNGなんだとか。
“一度やり始めたことを途中で投げ出すのはよくない”という教育的判断と、“無理に習い事をさせるのはかわいそう”という母性的な感情の間で、ママ自身もぐらぐらと心が揺らぎ、つい冷静ではいられずに、上記のような対応をしても無理はありません。筆者自身も思い当たる節がありすぎて苦笑してしまいました。
でも、責めることは良くないにしても、理由を問いかけたり、励ましたりすることのどこがいけないのでしょうか?
■あるがままを受け止めて共感しよう
菅原さんによれば、“子どものシグナル“は親の気持ちで反応せずに、“そのまま受け止めて聴くことが大切”だそうです。
つまり、子供が親に求めているのは、「こうしたら?」というアドバイスや“良い悪い“という上から目線の判断ではなく、つらい気持ちを受け止めてもらうことなんです。