【冴え女シリーズ(2)】[全てを手に入れる俺様怪盗!]4話(前半)「それマジで言ってんの?」

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【冴え女シリーズ(2)】[- 全てを手に入れる俺様怪盗! -]

■作品概要
祖父が経営する美術館で働く穂香。閉館後に収蔵庫へ美術品を取りに行ったところ、そこで世間を騒がせている怪盗ノーヴェ(新城玲央)と鉢合わせをしてしまう。おまけに収蔵庫のセキュリティが作動してロックがかかり、収蔵庫はふたりきりの密室状態に・・・。


●4話(前半)「それマジで言ってんの?」


新城「いいんだぜ?期待に応えてやっても……」

穂香「……!」

新城「幸いなことにここは密室で、誰かが突入してくる気配もない。悪くないシチュエーション、だろ?」

穂香「や、やめてください……!」

新城「へへっ――――なんてね。お前ってホント、イジメがいがあるよな。面白ぇヤツ」

穂香「……」

新城「安心しろよ。多分それ、ストックホルム症候群の初期症状だからさ」

穂香「ストックホルム症候群?」

新城「そ。人質が犯人に対して同情や好意を抱くっていう、アレ。だからお前が今感じてるのは、恋愛感情なんかじゃない。それは過去の例から心理学的にも証明されてる」

新城「あぁ、それからつり橋効果もあるかな。ヒトの脳はスリルの心拍上昇と恋愛のドキドキを区別できない」

穂香「……!わ、私あなたのこと、別に好きだなんて……」

新城「それでいい。俺は目的のモノが手に入ったら、きれいさっぱりお前の人生から退場する。二度と会わない。そんなヤツのこと好きになったって、しょうがないもんな?石が見つかるまでの数時間……いや数十分、かな。

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