産院で生まれたばかりの赤ちゃんがタオルでグルグルに巻かれている姿、見たことはありませんか? ロシアのマトリョーシカを思わせるなんともキュートな姿ですが、このグルグル巻きにはきちんとした理由があるのです。
春や夏の暖かい季節に生まれた赤ちゃんに、おくるみは要らないと考えられがちですが、おくるみには赤ちゃんを眠り上手のご機嫌ベビーに変身させるうれしい効果があります。
今回は、“赤ちゃんがなかなか寝てくれない”とお困りのママに、小児病棟に勤務していた乳児担当看護士から聞いた、おくるみの驚くべき効力についてお伝えします。
■ママ感激!おくるみひとつで、「ねんね上手」な赤ちゃんに
産後すぐから生後8週ぐらいまでは、赤ちゃんがどれだけ寝てくれるかでママの育児の大変さが大きく変わってきます。
“ベッドに降ろした途端に泣き始める”、“短時間しか寝てくれない”、“夜中に何時間も泣き続ける”など、眠ることが下手な赤ちゃんの世話に疲れ果て、人知れず涙するママは多いはずです。
そんな、赤ちゃんをよく眠らせる方法として有効なのがおくるみ。
腕や足ごと赤ちゃんを布でぐるぐるとくるむことで、ママのおなかの中にいた頃のような身体を丸めた態勢に近くなり、安心してスヤスヤ寝始めるのだそうです。
中には「赤ちゃんが手足を動かせなくなるからかわいそう」という意見もありますが、授乳やおむつ替えの時に、手足を自由に動かせるようにおくるみから出してあげれば大丈夫。
アメリカの小児科医のハーヴェイ・カープ氏著書の『赤ちゃんがピタリと泣きやむ魔法のスイッチ』でおくるみが紹介されているのを読んだあるママが、赤ちゃんが眠る時間におくるみ使うように習慣付けたところ、ギャンギャン泣いていた子がおくるみを見た瞬間に泣き止んだり、グルグルに巻かれるとすぐに眠り始めたり、といった驚きの効果もあったそうです。
■夏生まれはガーゼ素材で。マジックテープで簡単に装着できるおくるみも
ぐるぐる巻くだけで赤ちゃんがスヤスヤ眠るなんて、ママにとってはまさに救世主ですが、気になるのは春生まれや夏生まれの赤ちゃんへの使用方法。