靴がうまく履けないからと放り投げたり、眠いからとママを叩いたり……。子どものこんな姿を見ていると「将来、暴力を奮う子になるのでは……」と心配になってきますよね。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者・立石美津子が、イヤイヤ期の子どもが癇癪(かんしゃく)を起こす理由と、その対処法についてお話します。
■なぜ2歳児は癇癪(かんしゃく)を起すのか
この世に生を受けて、何もかもが初めての体験をする0歳児は受け身の時代。当然ですが、親に庇護されて育っていきます。しかし、1歳くらいで立てるようになると、移動も自由自在。さらに、2歳くらいになって言葉も喋れるようになってくると自己主張が始まります。
でも、子どもの身体はまだまだ未完成。思うように手や口を動ごかすことはできません。つまり、自分で靴を履きたくても上手く履けず、相手のおもちゃが欲しくても上手く伝えられません。このように、やりたいことが上手くできないため、子どもはイライラして叩いたり、噛んだりという行動を取るのです。
そこで、親が助けてやろうと手を出すとできないくせに「私がやるの!」と怒り出します。親から見ると“反抗”と捉えがちな行動ですが、これは反抗期ではなく“自己主張“ができるようになってきた証拠。誰しも必ず通る過程と大らかな気持ちで捉え、目くじら立てないことですよ。
■イヤイヤを加速させるママのNG対応
イヤイヤ期の子どもには大らかな気持ちで接することが重要なのですが、物を投げたり、ママを叩いたりするような暴力行為を全てOKとするわけにはいきません。
ですが、言い方によってはイヤイヤがさらに加速することもありますので、下記のような表現を心がけましょう。
・例1:癇癪を起してママを叩く場合
×ママを叩くなんてなんて悪い子なの!
〇痛いから叩くのはやめようね
・例2:スプーンを投げた場合
×スプーン投げるなんてなんて、お行儀が悪いの!
〇スプーンはごはんを食べる時に使う物だから、投げるのは良くないよ。