睡眠不足は敵と味方の区別がつかなくなる?人の表情を読み取る力が低下することが判明(米研究)
2021.09.13 07:01
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笑顔としかめっ面の区別がつかないのなら、きっと睡眠が足りていないのだろう。
科学誌『ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス』に掲載されたカリフォルニア大学バークレー校の最新の研究で、睡眠不足になるときちんと表情を読み取る能力が鈍ることが判明した。その結果は深刻だ。子供が具合悪そうにしていたり、路上強盗が近寄ってきたりしても気がつかない可能性がある。
「他人の感情を表す表情を認識できるか否かは、その人と関わるべきか判断する際に大きな影響を与えます。ひいては他人があなたと関わるべきかという判断にも影響するでしょう」とカリフォルニア大学で心理学と神経科学の教鞭をとるマシュー・ウォーカー教授は説明する。
先進国では3分の2の人々が睡眠を十分にとれていないことを考えると、本研究の結果は大きな懸念を抱かせるものだ。課題に追われる学生、救急医療のスタッフ、夜勤の警察官など、睡眠を満足にとれない立場にある人は大勢いる。
実験では、18人の健康な若い成人に、好意的なものから敵対的なものまである70種類の表情を見てもらった。その際、きちんと睡眠をとった場合と徹夜をした場合の2回の実験を行っている。また、被験者が表情を観察する間、脳と心拍数が測定された。
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fMRIを利用した脳測定では、睡眠不足の場合、脳の感情を読み取る領域である前島と前帯状皮質が、敵対的な表情と友好的な表情を区別できないことが判明した。
さらに、睡眠不足の被験者の心拍数も、敵対的な表情と友好的な表情に対して正常に反応していなかった。しかも、脳と心臓の神経的な関連性も切れてしまっていた。これは身体が不快なシグナルを感知するうえで必要なものだ。
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