プラスティックの道路がメリットしかない!? アスファルト舗装が消滅するかも

| FUTURUS
プラスティックの道路がメリットしかない!? アスファルト舗装が消滅するかも

もはや道路の舗装といえばアスファルトだ。昔は石畳などという手法もあったが、現在では通常まず使われない。なお、念のために説明しておくと、アスファルトというのは原油を精製してできる重い成分で、そこに砂利などを混ぜて舗装材とするのである。

ところが、この圧倒的シェアをほこるアスファルト舗装にとって代わるかもしれない技術を、オランダの土木建築会社・Volker Wessels社が発表した。

■ 道路の高機能化が容易に

このVolker Wessel社が発表した新しい技術は『プラスティック・ロード』という。文字どおりプラスティックで道路を作ってしまうものだ。軽量で、工事期間も短く、メンテナンスフリーで、従来の3倍のライフスパンが期待できるという。原料として使うのはリサイクルしたプラスティック材だ。

プラスティックで道路を作るとメリットは多いようだ。まず騒音の少ない道路が作れる。寒冷地の凍結防止用に道路を温めるのも容易だという。またモジュール化して製造することができる。そして、道路の下に空洞を設けることが容易になる。そのスペースにケーブル類や配水管、雨水管などを簡単に通すことができるというわけだ。


■ 原料は再生プラスティック

このプラスティック・ロードは、製品を再生可能な手法で製造するとともに、海に投棄されるプラスティックごみを減らして、海洋をきれにしようというコンセプトから始まったものだという。プラスティック製品をリサイクルし、軽量な“プレハブ”の道路部品を作る。それらを組み立てることで道路を簡単に作れるというものだ。工事期間は短縮され、道路の品質を一定に保つことも容易になる。

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