テレビや雑誌などをはじめ、あらゆる場所で目にする占いは、私たちにとって身近な存在です。血液型占いや動物占いが大流行したことからも、「占い好き」な人は多いといえるのではないでしょうか。
参考程度に楽しむ程度ならば全く問題はありませんが、最近、若い女性の間で依存症に陥るほど占いにハマってしまう人が増えているのだとか。その症状と危険性とは一体どのようなものなのでしょうか。
初めは軽い気持ちで始める人の多い占い。しかし、人間の不安定な心理を絶妙に刺激し、安心感をもたらすそれは、どんどん深みに嵌らせる危険性を孕んでいます。
▽「一時とても悩んでいる時期に、気晴らしに無料のネット占いを始めたことがきっかけでどんどんハマってしまいました。ついには30分で何万もするような占い師に鑑定してもらうようにまで。お給料のほとんどをつぎ込むようになってしまいました。貯金も底をついてきたことでやっと現実が見え、占いから足を洗うようになりましたが、あれは完全に依存症でしたね」(26歳/会社員/女性)
この方は自分で異常に気が付けたからいいものの、中には他人から忠告されても占いから抜け出せない人もいるのだとか。そうなると、破産したり、特定の占い師から「洗脳」のようにコントロールをされ、社会的な生活をまともに送ることできなくなったりする場合もあるようです。
■占いにハマりやすい人の特徴占いにハマりやすいのは女性が多いと言われています。科学的な根拠や合理的な意見の欲しい男性にとって、占いは信じづらいもの。一方、女性は根拠よりも“共感”や“自己肯定感”を欲します。占いはそんな女性を満たしてくれるのです。
そんな女性の中でもどっぷりハマってしまうのは、「自信が持てない人」や「周りに深刻な悩み相談をできない人」。
誰でも悩みや迷いごとがあれば、それを解決に導いてくれる指標が欲しくなりますよね。そんな時に相談できる人がいたり、自分の行動や考えに自信を持てたりするのならば心配はいりません。
しかし、そうでない場合、占いは気軽で頼りやすいツールになってしまいます。初めは「ちょっと参考程度に…」というつもりでも、生易しくて安心感をもたらしてくれる鑑定結果がクセになってしまうのです。
1日に何度も試してみたり、有料の鑑定をしてもらうようになったら要注意。確かに占いは、古代から続く伝統的な術です。信ぴょう性がまったくないとは言い切れませんが、「楽しむ程度」にとどめておいた方が、占いにすがる人が欲する「幸せ」に近づくことができるのではないでしょうか。