『「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール』(丸山ゆ利絵著、日本実業出版社)の著者は、日本初の「プレゼンスコンサルタント」。
ホテル西洋銀座、ホテルオークラ神戸などのエグゼクティブ向けビジネスクラブ経営会社で要職を歴任し、一流の財界人と交流を持った実績を軸に、「超一流とそうでない人の違い」を分析。
その結果として、一流を目指す人に求められる立ち居・振る舞いを体系化したのだそうです。
きょうは第3章「一流の常識としての会食・接待のルール」から、話題の振り方についての記述を引き出してみましょう。
■会食や接待時に「観客」になるケースが
接待などの会食やパーティー、イベントなどにおいて、重要な役割を担うのがホスト/ホステスの役割。
ゲストが快適に過ごし、満足して帰れるように準備や采配などを行うディレクター的な役割です。
でも、いつの間にか「お追従役」のようになっているというのもよくある話。
著者が知る名門レストランのサービス責任者は、「日本人は本当にコミュニケーションが下手だと感じる」とこぼしているのだそうです。
たとえば数人で会食(接待)していても、トップ同士がお互いに話しているのを、周囲が黙って聞いているだけの状態。他は会話をすることもなく、黙々と食事をしているというのです。
これは、トップふたりが「主賓1、主賓2」となり、あとは全員ホスト役のようになってしまうことが生む光景だとか。
ホスト役どころか、「観客」になってしまっているのだといいます。
■「3」聞いたら自分は「1」話すといい
また、トップのなかにはホストでありながら、自分の話に夢中になってしまう人もいます。
しかし、もてなしの席では、ホストはゲストの話の聞き役。相手の話を促し、相手から話を「3」聞いたら、自分は「1」話すというつもりで話すのが適切だそうです。