実はこんなに便利!もうすぐ始まる「マイナンバー制度」子育てママが活用できる3つの場面
いよいよ2016年から導入されるマイナンバー制度ですが、「いったい何が変わるの?」とこの制度の内容がよく分からないと感じている人は多いと思います。
この制度、実は子育てママにとっては煩雑だった行政手続きが簡単になるとても便利な制度なのです。
そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が、マイナンバー制度の概要と具体的な利用場面についてお話します。
■どんな制度なの?
マイナンバーの正式名称は『社会保障と税の共通番号』といい、まずは税と社会保障、災害対策の分野で利用されます。
2015年10月から12ケタの個人番号の通知カードが自治体から届き始めますが、それがそのまま個人の身分証明書として使えるわけではありません。
2016年1月以降、この通知カードを持って自治体に申請することで、顔写真入りの“個人番号カード”を無料で受け取ることができます。この“個人番号カード”が様々な場面で個人を特定する証明となり、今までわずらわしかった行政サービスをスムーズに受けることが出来ることになるのです。
■子育てママが「個人番号カード」を使える3つのシーンとは
マイナンバー制度が導入されると、行政手続きや税金の申告などの様々な場面で手続きが簡単に済むといわれています。子育てママの具体的な利用場面は以下のようなものが考えられます。
(1)児童手当の現況届
毎年6月頃に自治体から届く児童手当の現況届。そのたびに健康保険証のコピーの添付が必要ですし、場合によっては所得証明や住民票が必要なこともありました。マイナンバー制度導入後は行政機関が相互に情報をやり取りして確認するため、添付書類が不要になる予定です。2017年から利用できるとされています。
(2)確定申告時の医療費控除
医療費控除のため確定申告を行う場合、医療機関を受診した際の領収書の提出を無くす方向なので、面倒な確定申告が簡単になります。2017年夏をメドに導入の予定ですが、導入されれば医療費控除の利用者が大幅に増えそうです。ただし、購入した市販薬や通院のためのタクシー料金などは従来通り領収書の提出が必要です。
(3)保育園の申込み
現在、保育所への申し込みには勤務証明書や各種の申込書など複数の必要関係書類をそろえて、地方自治体の窓口に提出しなければなりません。政府は2017年に始まるマイナンバーの個人用サイト『マイナポータル』から、一括で手続きできるよう検討しているとのことです。
いかがでしたか?
個人情報がきちんと管理されるのか?情報が流出しないの?という不安もありますが、政府が社会インフラとして整備しようとしている制度です。
勤務先や利用している生命保険会社などからマイナンバーの提示が求められる場合もあります。きちんと内容を理解したうえで利用し、うまく活用していきたいですね。