嵐・二宮和也、悲願の作家デビューをジャニーズが"スルー"したウラ事情 (2/2ページ)
出版関係者が語る。
「実際にオファーを行っても、タレント本人や幹部にまで話が通ることほとんどなく、誰にも責任が及ばない形でスルーするのがジャニーズの“常套手段”のようです。また、小説の分野ではNEWSの加藤が『ピンクとグレー』で12万部の売り上げを記録した。これはかなりいい結果と言っていい。ジャニーズとしては、今や国民的アイドルとなった二宮が売り上げや評判で加藤に負ける訳にはいかないという“メンツ”の問題もあるのでしょう」
しかし『週刊女性』によれば、今度は又吉の芥川賞受賞のニュースが二宮の闘志に再び火を付けているとも。
二宮は同世代の作家・山田悠介氏(34)の作品を好んで読んでいたことから、ホラーや非現実的なストーリーを創作するのではないかと予想されているが……。
「二宮は又吉の快挙に触発されたようですが、このこともジャニーズサイドにとっては不都合。いま出版したところで、売り上げや内容を『火花』と比較されるのは目に見えているため、無謀な勝負に出るとは思えません」(同関係者)
8月4日の発表で『火花』の累計発行部数は200万部を超えたことが明らかになっている。いくら嵐、そして二宮とはいえ、この数字を超えるのはさすがに厳しい。二宮念願の作家デビューはまたしても遠のいてしまったようだ。
(取材・文/一樹守)