1~2歳期は「社会性」は育たない!? この時期優先すべきは親子の●●だった!
子どもが1歳を過ぎた頃から“そろそろ集団の中に入れて外の世界で社会性を身につけさせよう”なんて考えるママも多いのではないでしょうか?
でも実は、社会性って小さいうちから集団に入れて身につくものではないのです。
1、2歳の時期には子どもの年齢と発育度合いに適した社会性よりも優先すべき大切なことがあります。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、1、2歳の時期の子育てでママが忘れてはならないコトについてお話ししたいと思います。
■1、2歳児は「社会性が育たない年齢」
子どもをできるだけ早く集団に入れて「社会性やコミュニケーション能力をつけさせたい」と考える親心は分かりますが、早く集団に入れたからってその能力が人より早く伸びるわけではないのです。
“平衡遊び”という言葉があります。これは同じ場所にいて同じ遊びをしながらも、相互に関わりを持たない状態を差します。
例えば、砂場にいる4歳児は協力し合って山を作ったり池を掘ったりしますが、1、2歳児はそれぞれ砂を手ですくって遊んだり、団子を作っているのがこの時期の特徴です。また、公園で鬼ごっこやかくれんぼをする2歳児はいません。
1、2歳まではまだ大人対子ども、特にママと子どもの関係性、絆を作る大事な時期です。
「ママにくっ付いてばかりいないで皆と遊びなさい」とママが突き放してしまうと、子どもは他人と関わることに恐れを抱いてしまいます。
子どもを集団の中に入れる前に、まずは親子の愛着形成をしっかりと作ることを優先させましょう。
■“孤育て”から解放して、子どもとの時間を楽しむコツとは?
親子の時間をしっかり作って子どもと向き合うのは大切だとわかっていても、“孤育て”とも言われるようにまだ第一子しかいなかったり、仕事を持っていて保育園に入れていないと、ママはなんだか自分一人、社会から隔絶されて取り残されているように感じてしまうものです。
1歳くらいだと公園に連れて行っても走り回ったりブランコや滑り台で遊べる段階でもなく、ママは家の中に閉じこもりがちになります。
一日中家の中で赤ちゃんと二人きりの長い時間、パパの帰りも遅いとなると、「今日も誰とも口を利かなかった……」なんてことも珍しくありません。これでは精神的に参ってしまいますよね。
そこで、そんな孤独な子育てから解放するコツとして筆者がおススメしたいのが赤ちゃんサークルの活用です。
同じ月齢の子どもを持つママと交流し、様々な情報を得たりママ友が出来たりしてとても気持ちが解放されます。子どものためにというより、むしろ“育児を楽しくするために”と自分のために利用するのがママにとっても子どもにとっても気楽でいいでしょう。
いかがでしたか?
親の就労のため乳児期から保育園に入れているママを見て「社会性が育っていいわ」なんて思うことはありません。
保育園ではママ代わりに保育士が乳児一人一人に関わる時間を設けています。0歳児クラスでは保育士1人対0歳3名という配置が決められているほど、保育士との時間を重要視しています。
1、2歳児のママは社会性が育つ年齢はもっと上ということを理解して、この時期にしか味わうことのできない子どもとの貴重な時間を大切にしましょうね。