【アニメ漫画キャラの魅力】大阪バージョンの両津勘吉!?野球大好き「御堂春」の魅力とは?『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
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「なにしとんねん!このあほんだらぁ!」通天閣署には今日も「御堂春」の元気な声が響きます。小さい頃から元気に走り回って鍛えた体力は天下一品。東京の「両津勘吉」のように破天荒な性格ですが、絶対に問題はおこしません。優良な問題児というところでしょうか。大阪特有の「結果よければすべてよし」的な感覚で流れてしまい、表面に出ないだけかもしれませんね。今回は、そんなバリバリの大阪人「御堂春」の魅力についてご紹介いたします。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■大家族で家族思い
こんなにハチャメチャな性格なら一人っ子だろうとも思える御堂春ですがそんなことはありません。実は弟が6人もいるなかなかの大家族です。これだけ人数がいれば朝は大戦争。手狭なスペースで朝食と着替えを済ませます。もちろんお弁当も必要。しかし、こんな人数分の朝食を用意するだけでお母さんは手一杯。そこで登場するのが彼女です。部屋が狭すぎて入れないので窓から兄弟全員分のお弁当を渡します。普段は子どものように見える彼女も家ではアネゴな一面も見せ、まさにギャップ萌えでした。
■どんな緊急事態でも野球応援は忘れません
通天閣署の署員はみな大阪人。ということは、応援する球団だってみんな一緒。試合の日は野球中継が流れっぱなしです。ある日、全員が現場へ緊急急行し始めたとき、まさかのタイミングで逆転満塁ホームラン。一瞬、全員が「よっしゃあ、よくやった●●!」と称賛し、3秒後にはまた全員が現場へ向けて走り始めます。御堂春にいたってはその数秒間でちゃっかりユニフォームやメガホン・キャップまでかぶっています。なんて球団思いなのでしょう。
■スピード狂で愛車はトラキチ
身長の小さい彼女。普通の車ではブレーキやアクセルに足が届きません。そのためパトカーに乗る際は相棒に運転を頼みますが、ある時追跡にどうしても追いつけず逃がしそうに。すると彼女、シートを目いっぱい前に寄せて運転開始。制限速度を何十キロも超えて、御堂街道を逆走し始めます。真面目な相棒は「もうやめて!」と連呼するもお構いなし。スピードでテンションが上がって聞こえやしません。どんなに走るのが遅くても、綺麗に曲がれなくても、免許なんて持ってやしなくても、この時だけは自由です。
東の「両津勘吉」、西の「御堂春」。個性的なキャラクターの多い同作の中でも、特に破天荒な2人。今後の更なる活躍が楽しみです。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:じょにー先輩(キャラペディア公式ライター)