【アニメ漫画キャラの魅力】遅刻の常習犯でオバサン口調!?グウタラ小学女子「さくらももこ」の魅力とは?『ちびまる子ちゃん』

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 漫画『ちびまる子ちゃん』の主人公「さくらももこ」。小さい事から皆から「ちびまる」と呼ばれ、女の子だから子が付いて「ちびまる子」になり、そして今は「まる子」とか「まるちゃん」と呼ばれるように。家族の皆も「まる子」と呼んでいるのも興味深いところです。このまる子、いつも眠くてグウタラしている為、お母さんからはしょっちゅう「まる子―!」と叱られます。しかし、そのグウタラ振りが視聴者や読者には、あるある、わかるわかると共感を呼び、大人気のちびまる子ちゃんになりました。今回は、そんな「さくらももこ」の魅力についてご紹介いたします。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■グウタラ小学女子ライフ

 まる子こと「さくらももこ」は、普段はほとんど「ももこ」と呼ばれる事はありません。どこでも「まる子」で話が展開します。このまる子は、いつでも眠く遅刻ばかりしています。宿題もしょっちゅう忘れていき、授業中にものすごく焦ります・・・。学校でそんな思いをする事が分かっていても、その場の誘惑に負け自分に言い訳をして宿題をやっていかないのです。再び学校を出れば、またそんな事は忘れて遊びを優先。次の日にまた焦る・・・、そんな繰り返しの日常を送っています。給食のプリンや冷凍ミカンなどをめぐってのクラスメートとのやり取りもまた、とても面白いです。


■お小遣いに腹黒く色々策を練る

 親におねだりしても殆ど却下される為か、まる子は、時折ズルイ顔をしながらお小遣いを得るための策を練ります。その策は決して素晴らしいものではなく、だいたいはすぐにその腹黒さを母に見破られ、大目玉で終わります。買って欲しいものを買ってもらえずに足をバタバタさせるという、世間でよくある“ダダのこね方”を見せるまる子の姿を一度くらいは見た事があるのではないでしょうか。そんな普通っぽさが又笑えるのです。

 そして、親がダメならと、最大の希望であるお爺ちゃん「友蔵」に同情を引くように訴えかけます。自分の満たされない欲求をお爺ちゃんが満たしてくれると信じて、意気揚々とお爺ちゃんに甘えに行く姿に、子供らしい可愛らしさと大人びた腹黒さを感じるのです。


■焦りと心配と快楽

 皆からとても好かれているまる子。明日の時間割に焦ったり、遅刻や宿題やトイレ、観察日記やテスト、マラソン大会などに一喜一憂する、普通の小学3年生です。とりわけマラソン大会は、実はまる子は昨年10番以内という好成績を修めたにもかかわらず、あのプレッシャーが嫌で嫌で仕方がないのです。そんな様子をみていると、なんだか自分にも似た様な経験あるな-、わかるなーと思ってしまいませんか?一方で、ちょっとした幸運な出来事があると、天にも昇る快楽を感じるまる子。まったく可愛いやつです。

 小さくて可愛くて時折腹黒い、そしてオバサン言葉のももこ(まる子)は、今日も清水の町で、清水の次郎長の歌を口ずさみながら一喜一憂しています。テレビの主題歌も年齢問わず大人気。一世を風靡しましたね。ちびまる子ちゃんの不思議な魅力は、何度漫画を読み返しても、アニメを観なおしても、やっぱりこのグウタラさと可愛さに尽きると思います。おとなになったまる子の姿もいつか見てみたいですね。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ハナブキ(キャラペディア公式ライター)

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